発症から治るまでの経過:40代ワーキングマザーである私の場合
この記事を読んでいる方は、今ギックリ腰になったばかりで、「いったいどれくらいで治るのー(泣)」と、布団に寝ころびながらスマホで検索している方なのではないでしょうか?
あるいは数日経っても完治しなくて、このままじくじくした痛みが一生続くのではないかと不安に思っている方なのではないでしょうか?
私もそうでした。
ネットでも色々調べてみましたが、一般的な情報はたくさんあっても、経験者の体験談は、あまりないのですよね。
大丈夫!完治します。
私の場合は、「激痛期:2日間」→「まだまだ痛い期:3日間」→「完全には治っていない期:約2週間」→「ぶりかえしそうで怖い違和感期:約1週間」でした。完治までに1か月ほどかかりましたが、今ではすっかり元通りです。忘れないうちに、経過を記録しておこうと思います。今、ぎっくり腰で苦しんでいる方の、お役に立てれば幸いです。
【目次】クリックすると、読みたいコンテンツに移動します。
- 発症時の状況
- 激痛期(発症から2日目まで)
- 激痛期(発症から2日目まで)の症状のまとめ
- まだまだ痛い期(発症3日目から5日目)
- 完全には治っていない期(発症6日目~19日目)
- 痛みは治まったけれど(発症20日目~26日目)
- 完治させるためには、腰痛ベルト(コルセット)が必須です!
- 治った後は~腰痛持ちが床座りする場合は、必ず座椅子を!(座椅子の選び方)
発症時の状況
海外では「魔女の一撃」とも言われるぎっくり腰。一撃の名が表すように、突然、ぎくーっと来るものだとばかり思っていました。
実際に経験者である友だちも、「中腰でゴミ箱に手を伸ばしたら」とか、「玄関でかがんで靴を履こうとしたら」とか、その時は突然やって来た、という話ばかり聞いていました。
でも私の場合は違いました。じわじわと痛くなってきたのです。
金曜日の夜、「今日は特別~」と言って、いつもはダイニングテーブルで食べていた夕食を、リビングのローテーブルで、胡坐で食べていた時のことです。
週末のくつろいだ気分で、子どもと一緒にテレビを見ながら食べている時、「腰がちょっと痛いな」と思いました。出産後、何度か腰が痛くなることがあったので(でもすぐ治っていた)、日ごろは座椅子を使っていたのですが、この日はなぜか使わずに、絨毯の上に直座りしていました。でもワインを飲んでいて気が大きくなっていたこともあって(バカ)、「これくらいの痛さだったらすぐ治るよね~」と高を括っていたのです。
これが災いして、寝るまでにどんどん腰が痛くなっていき、ついに、朝目が覚めた時には起き上がれないほどになってしまっていました。(この日の夜はまだ、腰が痛いものの、子どもをお風呂に入れたり、寝かしつけたりすることはできていました。)
激痛期(発症から2日目まで)
朝起きる時に、腰が痛くて起き上がれません。あまりの痛さに寝返りを打つこともできないのです。この日が、仕事が休みの土曜日だったことは幸いでした。いつもは(一応)主婦として、早く起きて色々と準備をするのですが、この日は旦那と子どもが起きるまで、ベッドで寝転がったまま待機し、起きた旦那に体を支えてもらい、起き上がらせてもらいました(泣)。
激痛期(発症から2日目まで)の症状のまとめ
- とにかく体が動かない
- 寝ていても座っていても痛い(立っていると少しましかも)
- 歩くのも痛い
- 寝返りがうてない
- ロキソニン、ボルタレン、セレコックス、カロナール、どの鎮痛剤を飲んでもたいして効かない(病院にも行けないので、家に残っていた鎮痛剤を試してみました。残念ながら私には効果がありませんでした。)
- 痛すぎで食欲もない、座っていられないのでご飯も食べられない
- 湯船につかる姿勢が辛いので、お風呂にも入れない
- 一番嫌だったことですが、トイレで拭くこともできません(泣)。小の時はかろうじて、覚悟を決めて一瞬で拭くのです。激痛が走るのですが。で、大が来てしまったら絶対無理!旦那にしてもらうには人間としての尊厳がー、どうしよう、と考えていたのですが、幸いこの時期、食欲もなく、ほとんど食べていないので来ませんでした。良かった。
一つだけ良かったことがありました。何もしないのに3キロ痩せました(笑)。
会社には行けません。そして病院にも行けません。調べてみると、この時期は無理して病院に行かずに安静でよいということでしたので、私もそうしました。
まだまだ痛い期(発症3日目から5日目)
激痛ではなくなりましたが、まだまだかなり痛いです。寝返りを打つのにも、ベッドから起き上がるのにも、5分はかかります。
娘が赤ちゃんの時、初めて寝返りを打とうと、何度も何度もころんしようとしては戻ってしまって、またころんしようとして頑張っていたのは、こんな気持ちだったのかー!と分かります(笑)。
2日間お風呂に入っていなかったのでどうしても入りたくて、頑張って湯船につかりました。リラックスできましたが、お風呂で温めることで痛みが和らぐということは特にありませんでした。
3日目からは食事もとれるようになりました。
少しの間、姿勢に気を付けていれば座れるようになったので、コルセットをつけてソファに座ったりもしました。コルセットはこの時期から、寝る時以外はつけるようになりました。つけていると楽です。
まだ歩く時は腰に手を添えて、すり足で、そろり、そろーりとしか歩けません。
発症から5日目に、どうしても出社しなくてはならない事情があったので、4日目に整形外科に行きました。念のためということでレントゲンを撮られ、ぎっくり腰であることが確定。ロキソニン、モーラステープが処方され、電気治療をしてもらいました。私は以前、病院でコルセットをもらっていたので、この時は断りましたが、初めての方は、この時にコルセットも出してもらえると思います。
完全には治っていない期(発症6日目~19日目)
ほぼ普通に歩けるようになりますが、寝返りを打つとき、椅子に座る時など、腰に負担がかかる動作をする時に軽い痛みが走ります。
会社には復帰できます。私はデスクワークなのですが、椅子に座ってパソコン作業をしていると、嫌な痛みと、ぶり返しそうな感じがあって焦りました。
コルセットはこの時期も、寝る時以外ずっとつけていました。やはりつけていると楽です。
この時期は家事や育児を頑張り過ぎず、できるだけ腰に負担がかからないようにしました。
痛みは治まったけれど(発症20日目~26日目)
この時期はパソコン作業時に違和感があるくらいでしたが、完治させたかったのと、再発は嫌なので、念のためコルセットをし続けていました。
ずっとしていると腰周りの筋肉がなくなり、腰痛にはかえって良くないという見解もありますので、1か月後、コルセットの着用を終了しました。
完治させるためには、腰痛ベルト(コルセット)が必須です!
あくまでも私の場合ですが、きちんとコルセットをして、腰に負担をかけないようにしたことが、ぎっくり腰を完治させるポイントでした。
というのも以前、軽い腰痛になった時に、病院の先生から、「腰の痛みは”腰の捻挫”だから、足と同じように動かさないようにすることが一番の治療」とお聞きし、その通りにしていたら、いつも2、3日で完治していたことを覚えていたからです。
先生は、「湿布も鎮痛剤も出すけれど、気休めだよー」とおっしゃっていました。
コルセットは、ドラッグストアのものは、プレートの支えが入っていないものが多いので、可能であれば病院で出してもらうのがいいのではないかと思います。しっかりとしたものですし、保険適用内なので数千円で買うことができます。
通販で買えるプレート入りのものもあります。病院に行けない場合は試してみてもいいかもしれません。
*こちらはアマゾンで買えるので、プライム会員だと今日か明日には届きます。
コルセットのつけ方のコツですが、洋服の上からにしてしまうと、トイレの時に取らなくてはいけないので、その後、着け忘れたり、面倒くさくなってつけなくなってしまったりします(私だけ?)。そうならないように、私は肌の上に、直につけていました。肌に直接でも、服の上からでも、どちらでもいいようです。ただし肌の弱い方はご注意くださいね。
おかげさまでぎっくり腰は、今のところ再発していません。再発したら(しないことを祈りますが)、また経過を追記したいと思います。
治った後は~腰痛持ちが床座りする場合は、必ず座椅子を!(座椅子の選び方)
完治後は、床座りをする場合は、座椅子の使用が必須かと思います。私も、出産後初めての腰痛時に、腰痛持ちの人からアドバイスを受け、それからずっと座椅子を使っています。おかげで6年間、腰痛知らずで、ぎっくり腰にもなりませんでした。たままた座椅子を使わない時にぎっくり腰になったものですから、本当にてきめんですね。
家は広くないので、通販生活の「こたつミニ座椅子」を使っています。先日2台目を購入したのですが、メーカーが変わったようで、前と比べて座り心地が悪くなっているんですよね。なので今度買う時は、「こたつミニ座椅子」に似ている「和楽チェア」にしてみようかと思っています。
*楽天で買うなら、年会費がずっと無料の「楽天カード」に登録すると、キャンペーン期間に応じて数千円の割引になってお得です。
この記事を読んでくださっている方のぎっくり腰が、早く良くなりますように。
※追記:2017年4月現在、再発していません!
(投稿日:2016年11月9日 /更新日:2017年4月16日)
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