2匹の猫と暮らし始めたのが、12年前のこと。ずっと猫を飼いたくて、ようやく願いが叶って幸せの絶頂だったのですが、一つだけ問題が!
それは猫の抜け毛。毎日掃除しても、猫にブラシをかけても、後から後から出てくる毛が、家じゅうにフワフワ。
残業も多いフルタイム勤務の共働きなので、毎日掃除をする時間もありません。
そんな時、2009年にルンバの存在を知り(ちょうど日本仕様品が発売された時です)、「これだ!」と、すぐに購入しました。
結果、猫毛が目に見えて少なくなったので、今日まで、ほぼ毎日、活躍してもらっています。
子どもが生まれてからはますます忙しくなり、でも子どもがアレルギーになると嫌なので、毎日掃除したいところを大活躍してくれて、本当に助かっています!
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猫はお掃除ロボットを怖がらないのか?
家では朝、出勤前にスイッチを押していきます。その頃、猫たちは…。
たいてい、押し入れの中で寝ています(笑)。でも起きていたとしても大丈夫です!図体のでかいオス猫(7キロ)は、ルンバが体にあたっても全く動じず、小さいメス猫(3キロ)は、ルンバが来たら軽やかに逃げています。「ロボットお掃除は猫の敵なのか?」。答えはノーです!ただし子猫の場合は試したことがないのでわかりません。かわいそうなことにならないように、ご注意くださいね。
猫毛はどれくらい取れるのか?
一日のごみの量だけで、こんな感じです。
初めて見た時は、こんなに多いのかと驚きました。多頭飼いだからでしょうか?メインクーンとかペルシャとか、長毛の子はもっと毛が取れるのでしょうね(笑)。
ごみの中の猫毛の割合はわかりませんが、かけない時とかけた時で、フローリングに落ちている猫毛の量が違うので、よく吸い込んでくれているのだと思います。
ちなみにごみを取り出す時は、生協などのカタログや、駅などに設置してあるフリーペーパーなどを使うと、大きさ的にちょうどいいですよ。ほこりが飛ぶので、マスクするのをお忘れなく~。
お掃除ロボットの選び方
2009年当時は、アイロボットのルンバぐらいしかなかったのですが、今では「パナソニックのルーロ」など色々なメーカー
から販売されていますね。
アイロボットからは、「床拭きロボット ブラーバ」も発売されて、ジェットスプレーで水が出るようですが、こちらも猫を飼っていても使えるのかどうか、とても気になるところです。
うちではこれまで2台のルンバを使いましたが、その経験から、猫飼いの家でお掃除ロボットを選ぶ時に、外せないポイントをまとめてみました。
お手入れが楽なもの
「537(500シリーズ)」の時は、メインブラシが獣毛ヘアブラシの様なものでした。これがお手入れが大変で、大変で、本当に嫌でした。毎日ブラシにたんまりと絡みつく猫毛を取らないと、ゴミを除去する力が弱まってしまうのです。
今使っている「871(800シリーズ)」から、メインブラシがゴム製の特殊素材(AeroForceエクストラクター)になったので、お手入れフリーで快適です。
「エアロフォース・クリーニングシステム」という仕組みだそうで、ゴミ除去量が50%アップしたということです。(ルンバホームページより)
確かに「537」を使っていた時と比べて、フローリングのきれいさが違います。
バッテリーの持ちが良いもの
猫飼いだと毎日使うことになると思いますので、バッテリーの持ちは重要です。
「537」の時はバッテリーが1年で切れましたが、「871」はバッテリー寿命が3年もあります。2015年4月に購入し、1年以上経ちましたが、まだまだバッテリーはへたっていません。
フィルターがしっかりしているもの
「537」では普通のフィルターでしたが、「871」はHEPAフィルターです。
HEPAフィルターとは、「粒の大きさ0.3 µm以上のゴミを99.97%以上捕集できるフィルター」と定義されていますが、調べてみると、「日本製品はこの基準に達していない」とか、「HEPAフィルターでも安いものは、本体の隙間からほこりが漏れている」とか、「HEPAフィルターは繊細なので、掃除機でほこりを吸い取ったりして傷つけたらHEPAでなくなる」とか、「ULPAフィルターじゃないと意味がない」とか、色々な情報が出てきます。
ですが、私が咳喘息持ちなのと、子どもが生まれたということもあって、できるだけ排気がきれいな掃除機を使いたく、信用してHEPAフィルターのものを選んでいます(笑)。
お掃除ロボに適したインテリアにする
ペット不可の住宅に暮らしている時に猫を拾ってしまったので、引っ越しをしました。その時にちょうど家具の買い替えが必要だったので、お掃除に適した家具を選びました。猫と共存できるよう、お掃除ロボットにお願いする時はもちろんのこと、普通の掃除機や、フローリングワイパーなどもかけやすい、掃除のしやすい環境にしました。
床面につかない家具を選ぶ
家具の下にたまったほこりを掃除しやすい、足つき家具を選びました。AVボード、ベッドなども、床面いっぱいまで収納できたほうが効率がいいのですが、ほこりを減らすほうを選びました。
毛足の短いラグにする
ラグ(絨毯)は、毛足の短いものにしました。2センチぐらいでしょうか。これだと猫毛が絨毯の奥まで入り込まず、ルンバもきちんと掃除してくれています。あまり毛足の長いラグだと、ルンバが誤認識することもあるようです。
ルンバ以外を選ぶ場合にも、上記のポイントが参考になれば嬉しいです。猫毛対策にお掃除ロボット、おすすめです。
(投稿日:2016年12月12日 /更新日:2019年2月12日)
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