4歳の時から美術教室に通っています。
描く。作る。体感する。表現することの楽しさを知る、いい機会となっています。
この絵は6歳になった娘が、アート教室で描いてきたものです。何を思って描いたのか。親ばかかもしれませんが、「いいねぇ」と思います。
親戚のおねえちゃんが通っているからという理由で、たまたま通いだした絵画教室。娘はすっかり気に入ってしまい、今年で2年目。小学生になってからも通いたいと言っています。
娘が通っているのは、「主婦の友 リトルランド」が展開している、「アトリエ太陽の子」という教室。フランチャイズなのでしょうか。美大を卒業した主婦の方が、自宅の一室をアトリエにして、子どもたちに表現の楽しさを教えてくれる、というものです。
絵を描いたり、工作したり、ワークショップ・イベントに参加したり。手だけじゃなく、体全体を使って表現する機会が多いところが、娘が気に入っているポイントなんじゃないかと思っています。
体験講座に行って、一番最初に描いてきた絵がこちら。指でなぞって描いたのでしょうか。これまで、女の子や動物の絵を描くという、「実際にあるもの」を表現することはしてきましたが、こんな風に抽象的に、感覚的に、感じたものを表現する経験はなかったので、娘にとって、なかなか衝撃的な体験だったのではないかと思っています。
立体ものだと、クリスマスツリーとか、カレンダーとか。季節感のあるものをつくってきます。
芸術は爆発だ（笑）！
毎年1～2回開催されるアート・ワークショップは、すごく楽しいイベントです。
「アトリエ太陽の子」では、毎年1～2回、ワークショップ・イベントが開催されます。5月5日の子どもの日には、毎年恒例の、銀座のホコ天を、カラーガムテープのアートでジャックする、「コドモあいらんだ～銀座」というイベントに参加しました。
みんなで一緒に作品を創り上げる経験。貴重ですよね。
夏休みのワークショップでは宇宙船をつくりました。
そして去年の夏に行われたのは、宇宙人がやってきて、みんなで宇宙船を作ろうというワークショップでした。巨大なビニール袋を、カラーテープやキラキラ光るシールなどで飾りつけ、出来上がったら、空気を入れて膨らませます。
きれいな宇宙船を、みんなでふわふわと持ち上げたり、会場を暗くして、宇宙船の中に入った子どもたちが、それぞれ持ってきたライトで照らしたり。3歳ぐらいの子どもから小学生までが一緒になって、みんなキャーキャー喜んで遊んでいました。
隔年で展覧会が開催されます
そして先日、初めての展覧会に行ってきました。「こどもアンデパンダン展」といって、横浜で、2年に1度開催されているものです。
今年の全体展示は、子どもたちの等身大の絵。天井から床につくぐらいの長い布に自画像が貼られていて、展示室を埋め尽くしています。すごい。壮観！
これ、二人一組になって、好きな形で寝ころんだ、お友達の体の線をなぞって描いたんだそうです。面白いなぁ。
うちの子と、いとこのお姉ちゃんの作品がこちら。表と裏があって、こちらは裏側。表から見ると、ちゃんと人間の顔が描かれているのですが…。なぜか我が子のは、表裏とも抽象画でした（笑）。
展覧会の中でも体験イベントが行われていました。太鼓の音と、きれいな風景の映像が流れる中、遠近感を利用して、巨人の影と戦ったり、つままれたりします。今年、中学1年生になるお姉ちゃんは、さすがに見ているだけでしたが、まだ小さい娘は、結構長い時間、楽しんでいました（笑）。
心を育てるアート教室。小さい子どもの習い事としておすすめです。
娘が通っている「アトリエ太陽の子」は、デッサンなど、技術を磨く要素は今のところないのですが、体全体を使ってダイナミックに表現できるところが、とても気に入っているようです。
「子どもはみんなアーティスト」と言われることがありますが、娘が作品を持ち帰ってくる時、本当にそうだなと感じます。
「こんなの変だからやめよう」とか、「上手にやらないと恥ずかしい」とか考えてしまう年齢になる前に、思ったことを思った通り、のびのびと表現することの楽しさを知る、いい機会になっているのではないかと感じています。
習い事というと、英語、公文、ピアノにバレエなどが人気で、アトリエというと、「家でできるじゃん！」と思う方が多いかもしれません。私もそうでした。でも実際に通ってみると、まだ何色にも染まっていない心が育っていく中で、とても良い刺激になっているのを実感しています。
子どものアトリエは、他にも、「こども美術教室 がじゅく」、「子どものアトリエ アートランド」、「子供造形教室レイアートスクール」など、色々な教室があるようですね。地域名＋「子ども アトリエ」などのキーワードで検索すると、近くに教室があるかもしれません。たいてい無料体験レッスンを公開していると思いますので、行かれてみてはいかがでしょうか。
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