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子どもの耳かき、してなくて良かった!*「耳掃除はダメ」と米医学会が発表

アメリカ耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が、耳のお手入れに関する新しい指針を発表したというニュースが話題になっていますね。

耳のトラブルイメージ画像

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耳掃除のし過ぎはトラブルを招きます(私も患者です)

耳垢は、耳の中に埃が入るのをブロックしているので、耳掃除をし過ぎると、耳のトラブルを招くという内容で、具体的には耳が詰まったり、遠くなったりするということです。(ソースはこちら。)

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これを読んだ時にやっぱりな〜と思いました。というのも、たぶん私も患者の一人なんじゃないかと思うからです。

子どもの頃から耳かきが大好きで、かなり奥の方まで耳かきを入れて、かきかきしていました。耳垢が湿っている、いわゆる「濡れ耳」体質ではなく、どちらかというと乾燥タイプなので、耳垢がごっそり出るわけではないのですが、カサカサとした耳垢が取れるのが気持ちよくて、小さい頃は、母に膝枕でしてもらい、大きくなってからは自分で、毎日のように耳かきしていました。

そしてさらに良くないことに、綿棒にシーブリーズをつけてほじほじしたり(いま思うと変態ですよね 笑)、黒い綿棒にはまったりと、最悪でした。

耳を掻きすぎると余計に痒くなって、取り返しがつかないことになります

私が小さい頃(約40年前)は、耳かきはしたほうがいいと思われていた、ということもあります。お風呂で耳に水が入ったら綿棒を使うというのも、推奨されていたように思います。あれも本当は、自然に水が出てくるからしなくてもいいということ、を大人になってから知りました。

それで、耳かきをすればするほど、どんどん奥の方が痒くなってきて、またさらに掻いてしまうというアトピーのような悪循環に陥ってしまいました。
大人になってから一度皮膚科で診てもらったのですが、ステロイドの塗り薬をもらっただけでした。今は、耳かきをあまりしなくなったので、だいぶ治まっているのですが、それでもひと月に一度ぐらいは、どうしても耳の奥が痒くなってしまうので、綿棒でステロイドを塗っています。

でも完治はしません。取り返しがつかないというのは、こういうことなのですね(泣)。

子どもの耳かきも、基本的にはしなくて大丈夫です

そんな自分の経験から、耳かきは絶対にしないほうがいいだろうと思い、子どもには、ほとんど耳かきをしないできました。するにしても、耳の入り口だけ、耳垢が見えている時だけです。今回のニュースを見て、「耳掃除をしてはいけない」というキーワードで、インターネットで調べてみましたが、結構前から、耳掃除のし過ぎは良くないと言われているのですね。

耳垢は、菌の侵入を防いだり、乾燥から守ったり、古い皮膚などを絡めて耳の外へ出したりする役割を、担ってくれているということです。鼻毛と同じですね。意味があって生えているわけですから、抜いたり、取ったりしてはいけないということですね。

今、娘は6歳ですが、生まれてから今まで耳かきをしたのは数えるぐらい。10回ぐらいかな~(笑)。特にトラブルもないので、医学界の発表通り、自然に耳垢が出ているのでしょうね。

膝枕で子どもの耳かきをしてあげることは、スキンシップとしていいようにも思うのですが、やり過ぎや、奥までの耳かきは良くないようですので、お気をつけください。

大きくなって子どもができた時の、娘への伝言でもあります。「娘よ、子どもの耳かきには気を付けたまえ。」

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