いいかげん暮らし

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寝ない赤ちゃんママの体験談:いつ終わるの?どうして?原因は?対策は?大丈夫!今は寝るようになりました

このブログを読んでくださっているということは、今、寝ない赤ちゃんを育てている最中で、ママも眠れず、毎日が辛い、とても大変な思いをされているお母さんなのではないでしょうか?

抱っこでしか寝ない赤ちゃん

私もそうでした。3歳まで、お昼寝も夜も抱っこでしか寝ない、”スーパー寝ない子”を育てていた私の経験から、対策やコツ、役立ったことなどをまとめてみました。

今、当時の私と同じ思いをしているママさんが、このブログを読んで少しでも心が軽くなってくれたら嬉しいです。

【目次】クリックすると、読みたいコンテンツに移動します。

はじめに~うちの元寝ない子のご紹介

3歳まで抱っこでしか眠らなかった我が娘

寝ない子

とにかく筋金入りの寝ない子でした(笑)。 1日5時間しか寝ない。 1回30分きっかりで起きる。 抱っこでしか寝ない。これが3歳頃まで続きました(泣)。毎日朝が来るたび、「あと何時間で今日が終わるんだ。でもって、あと何日でこの地獄が終わるんだ」と、そんなことばかり考えている日々でした(笑)。

(余談ですが、出産後5日で退院し、自宅に戻ってからの1週間だけは、勝手に良く眠っていたんですよね~。なんなんでしょうね?)

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背中スイッチ、オン!

寝ない赤ちゃん特有の「背中スイッチ」。もちろんわが子にもありました。それもすごく感度のよい。朝も夜も眠るのは抱っこだけでしたねー。 1歳の頃、「あぁ、もうだめ。もう持てない」と何度思ったことか。でも、本当の地獄を見るのはこの後でした。

だって3歳になるまで、寝かしつけはずっと抱っこだったんですもん。 12、3キロの子を、寝かしつけのために、下手すると1時間抱っこ(泣)。そして夜中に起きるのでまた抱っこでした。

振り返ってみると、新生児の時の3キロとか4キロとかって、鼻で笑っちゃうレベルなんですよね。これも全て後から言えることだけれど。

それと当時、赤ちゃんの背中スイッチは、大人で言えば、「ふかふかのお布団に寝ていたのに、突然台所の固い床に運ばれて置かれるようなもの」だと知って、「なるほど、それは起きて泣くよなー。カワイソウに。」と少しは思ったものです。 それも次の「背中スイッチ」が入った瞬間に、「このー!早く寝ろよー!」と忘れてしまうのですが(笑)。 まだまだ寝ない子生活は続きます。

新生児いきみがあらわれた!

寝ないのもそうなのですが、寝ている時も、なんか動いていて、ぐっすり眠っていないのです。 ぐにゅ~っという感じで体をくねらしたり、顔を真っ赤にして伸びをしたり。 かと思ったら、「ハッ、ハッ、ハッ、」と言いながら、顔を左右に振ったり、足をバタバタさせたり、うなったり、いきんだり。

一過性多呼吸で生まれたので、それが原因で肺が悪いのか、変な病気だったらどうしようと、「新生児」+「寝ている時に動く」、「赤ちゃん」+「寝ている時」+「唸る」などのキーワードで、検索しまくりました。

そして、「新生児いきみ」という症状があることを知りました。

ガスがたまっているから、ガス抜き体操をしましょう、げっぷをよくさせましょうという情報が多く、自分でおならができるようになる6か月ぐらいには治ります、と書かれてあります。

がっ!経験上、違うような気がしますね~。げっぷが出ようと出まいと、おならが出ようと出まいと、新生児いきみは毎日続きました。 しかも10か月ぐらいまで続きましたよ~(泣)。

特に明け方がひどく、物音と心配とで、いきみの間は全く眠れませんでした。 寝ない子なので、ただでさえ眠れないのに(泣)。

でもだんだんといきみの時間が短くなり、勢いが弱まり、そして気づいたらなくなっていました。

同じような症状のある方は、「新生児いきみ」で検索するとたくさんの体験談が出てきますので、参考になりますよ。 最大10か月ぐらいかかるという気長な気持ちで! といっても私も当時は、「これはいつ終わるんだ~。」と毎日夜が来るのが恐怖でした。 いま思うと、「江頭2:50みたいな動きだったな~」と笑って振り返ることができるのですけれど。

4歳からかなり楽に

4歳頃からは、まだまだ眠りにつくまでに1時間以上かかりましたが、抱っこで寝かしつけは不要になり、お布団に一緒に入って添い寝し、「とんとん」すれば良くなりました。そして朝までに起きる回数は、なんと1回に!レベル低すぎですが(汗)。

6歳でようやく一人前(?)に

今、娘は6歳になりました。未だに一人では眠れませんが(笑)、お布団に入って、絵本を読んで、電気を消して、少しおしゃべりをして。「じゃぁ、ママまだ家事があるから行くね」と私が言うか、「ママ、もう行っても大丈夫だよ」と娘が言うか。こんな状態になっています。(しかし未だに、私がお菓子でも食べながらくつろいでいると、かさっという小さな音を聞きつけ、「お水飲むー」とか「鼻かみたいー」とか何とか、色んな理由をつけて、私がどんな楽しいことをしているのか偵察に来るので油断できません とにかく、人生の楽しいことを一つも無駄にしたくない、好奇心旺盛な子なのでしょう 笑。)

※追記:2016年12月現在、娘6歳4か月、就寝時間22時~23時の間→起床時間7時、8~9時間睡眠です(汗)保育園のお昼寝時は眠くないので、寝たふりをしているそうです。相変わらずのツワモノぶりです(笑)。

ぬか喜びさせてしまうと、私のように、「期待」→「絶望」の負のスパイラルに落ち込んでしまって、余計に精神的負担が増えてしまいますので、本当のことをお伝えしますね。

寝ない子は寝ません

寝ない子

寝ない子は寝ません(悲)。でも一番大変なのは、最大で3歳までだと思います。3年間何とか、使えるものは、道具でも、夫でも、お義母さんでも、プライドや申し訳なさは全て投げ捨てて、何でも使って、しのいでください。ママが精神的に参ってしまうのが、色々な意味で一番悲しいことです。

3年よりも早く寝るようになったらラッキーです!そして3年と言っても、薄皮がむけるようにではありますが、確実に数か月単位で少しづつは楽になっていきます。「いつかは寝るようになる」ぐらいの気持ちでいられるといいですね(偉そうなこと言えない私ですが 汗)。

寝ない子=ダメな子じゃない!

「寝ない赤ちゃんは大きくなってもわがままで神経質な子が多い」と言われたことはありませんか?こういう風に決めつける人が時々います。本当にひどい話です。

断言しますが、そんなことはありません!うちの子は、親ばかと言われようがなんと言われようが、世界一、可愛くて優しい子に育っています。

今にして思うと、寝ない子というのはつくづく損してるなぁと思います。ママを困らせようと、わざといじわるしているわけでもないのに、ただただ眠れない体質ってだけで、怒られたりしてしまうのですから(ごめんよ、娘)。

ママの状態、気持ち

ようやく授かった「可愛い我が子」、「楽しい子育て」のはずが?

なかなか子どもに恵まれず、7年間待って、41歳時にようやく来てくれた我が子でした。可愛くて仕方がない赤ちゃん、やりたくてやりたくて憧れていた子育て、だったはずなのに、現実は違いました。抱っこじゃないと寝ないということは、トイレ、睡眠、食事を含めて1分たりとも自分の時間がないということです。特に睡眠。睡眠時間が削られるということは、こんなにも人を精神的に追い込むものなんだなぁと、しみじみ感じました。

ママの不調~育児ノイローゼに

私が特別に弱かったのかもしれませんが、置くと泣くのが怖くて、トイレも我慢してしまい、かなりひどい便秘になりました。1週間出ないこともざらで、病院で薬をもらい、それでもだめで、一生こんな生活なのかと悲観しました。結局、半年ぐらいで治ったのですが(大げさな人)。

そして食事もあまり取れず、出産後10キロぐらい痩せました。しかし今ではプラス15キロです(笑)。

一番辛かったのが眠れないことでした。抱っこじゃないと寝ないので、ほとんど睡眠時間はなし。夫にも当たり散らすようになり、頭の中は「どうしたらこの子は寝るのか」ということだけになってしまい、話題もそのことばかりでした。夫に子どもを見てもらえる時間が少しでもあれば、急いでパソコンに向かい、「子ども+寝ない+どうすれば」などで必死に検索し、一つ一つ試しては、これもだめか、あれもだめかと舌打ち。特に診断されませんでしたが、育児ノイローゼだったのだと思います。

母と夫に進められて病院に行き、睡眠導入剤が処方されました。が、そんなものを飲んでも、初めて半日子どもと離れて、「一人で寝なよ」と家に残されてても、その前の晩、一睡もしていなくても、眠れないのでした。これも、このまま一生、不眠症なのでは?と悲観しましたが、1年と結構時間はかかりましたが、完治しました。

楽になったきっかけ(1):一人で眠る時間の確保

不眠症+育児ノイローゼになった時、見かねた夫が子どもと寝るようになってくれてから、気持ちがすっと楽になりました。睡眠導入剤が処方されたので、生後4か月の時に授乳を中止。おっぱいじゃなくミルクで良くなったので、夜は夫でも対応することができたのです。昼間大変なことには変わりないし、夜ももちろん起きてしまうのですが、それでも「ベッドで一人で眠れる」という安心感からか、少しずつ眠れるようになりました。最初は、「赤ちゃんと一緒に眠らないママなんて母親失格だ」と自分を責めたりもしましたが、眠れずにイライラして子どもにあたってしまうことが一番良くない、確かにパーフェクトにできればそれがいいけれど、できないんだから開き直って、眠らせてもらい、起きている時にちゃんとしよう、と考えました。それに、「こんなに寝ない子のせいでもあるんだよ(ぼそっと小さい声で)!」と考えたりもして、罪悪感をちらしたりもしていました(笑)。当時、昼夜逆転で忙しく働いていた夫。この頃の夫の優しさには今でも頭が上がりません。感謝。

楽になったきっかけ(2):仕事への復帰

もう一つ楽になったきっかけは、仕事への復帰でした。保育園に預け、仕事に出ると、やれ子どもの病気でお迎えだー、仕事が終わらない、家でやるー、などと大変なことも多いのですが、何と言ってもランチは一人でゆっくり食べることできます(小さな幸せ)。

子どもを保育園に預けるなんてひどい親、ってことは全くありません!昔、昔から社会で子育てをしていたんです。農家しかり、長屋しかり、一人の親の価値観で子育てするよりも、先生、近所のおばさん、おじさんも含めた多様な価値観で子育てするほうが、子どもの可能性を広げることに、つながるのではないかと思います。
NHKスペシャルでも「人類は本能的に共同養育で子育てをするようになっているのに、核家族がそれを阻んでいる」というようなことが紹介されていました。(NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?~最新科学で迫るニッポンの子育て~」)

自分で自分の首を絞めないように

私がやらかしてきた数々の失敗をご紹介します。みなさまは避けることができますように。

人の話を鵜呑みにしない。人は人、自分は自分。

「3か月になればまとまって眠るよ」、「保育園に行くようになれば疲れて眠るよ」、「1歳になれば、絶対朝まで眠るよ」・・・、と、なんど周りからの励ましの言葉に、裏切られてきたことでしょう。

「うちも寝ないよー(でもよくよく聞いてみると22時から6時まではまとまって寝ている模様)」というママ友との会話にがっくりしたり。

最後には、「この子はこういう体質の子なんだ。寝ないこと以外は、とてもかわいくて、優しくていい子じゃないか!」と開き直るようになりました。

 渦中にいる時は外野から何を言われようと、顔で笑って心で泣いて、「あなたは毎日眠れているでしょう!あなたに何が分かるの!」とやさぐれていた日々。

ようやく、ようやく授かった愛しい子ども。 なのに、「こう聞いていたのに、どうして寝ないのよー!」と怖い顔をしてしまう。 1時間抱っこして、ようやく眠ったと思ってお布団に寝かせたとたん、ぎゃーと起きて泣き出した時。 思わず別室に駆け込み、両手で耳をふさいで、しばらくの間、一人ぼっちにしてしまう。 当時のことを思い出すと、今でも子どもがかわいそうで、胸がちぎれそうになります。 もう一度やり直すことができるなら、やり直したい気持ちでいっぱいです(泣)。それもこれも、人の話を鵜呑みにしたり、比べたりしたから。やめればよかった。

育児ノート(日記)をつけない

寝ない赤ちゃん

「新生児はおっぱいを飲むか、眠っているかという生活です」と育児書に書かれていますよね。あーれーはー、嘘でーす(笑)。

それに基づいて、病院からもらった育児日記(何時から何時まで寝たか、おしっこが何時か)をつけていたのですが、ぜんぜん育児書通りにいきませんよね。それでだんだんと焦ってきてしまいました。

寝ないんですもの。朝も夜も。 寝たとしても15分から30分で起きてしまいます。 なんでだろう?なんでだろう?なんでうちの子だけ???と焦りは募るばかり・・・。

抱っこをしてあやして、ようやく寝た!と思ってベビーベッドにおろし、「よし!他の人はどういう対策をしてる?」とインターネットで検索を始めると、すぐ起きる! 自分の睡眠時間もとれず、有益な情報を調べることもできず、イライラ、ストレスがたまっていきました。

で、ついに育児日記はつけるのをやめました。 もっと早くやめていればよかった。

確かにあんまり寝ない赤ちゃんというのは珍しいケースだけど、いないわけじゃない。 全ての赤ちゃんが同じように成長していたら、そのほうが気持ち悪い。 今だから言えることで、渦中にいた時はそんな余裕はなく、誰に何を言われても、「当事者じゃないからわからないでしょ!(怒)」と、聞く耳持てませんでしたが。

今、寝ない赤ちゃんの育児で辛いママ、だまされたと思って育児日記をやめることを試してみてもらえると嬉しいです。わたし、育児ノイローゼにもなったので、えらそうなことなんて一つも言えないのですが、少しでも気持ちが楽になってくれれば嬉しいです。

育児書を読まない

私もたくさん買いましたよ、育児書。「赤ちゃんが朝までぐっすり」とか「赤ちゃんにもママにも優しい」とか書かれている本を、何冊も読み漁りました。百害あって一利なしだったのでリンクを貼りませんが。

どれを試してもうちの子には効果がありませんでした。赤ちゃんによっては効果があるかもしれないので、試してみるのもいいかもしれませんが、ある程度やってみてダメだったら、すっぱりブックオフというあきらめの気持ちも、大切なのではないでしょうか。

子育て相談窓口だからといって、過度な期待は禁物

相談場所としての地域センターや電話相談などですが、私の場合、残念ながら、頼りになりませんでした。

地域センターの担当者は、出産したママのところに、必ず1度は訪問することになっていますよね。その時に、「寝なくて辛い。困っている。」と相談したら、「そのうち眠るようになりますよー。ママは無理しないで、赤ちゃんが寝たら家事などしないで一緒に眠ってしまってくださいね。」と、育児書そのままの回答。

だーかーらー、寝ないっちゅーの!(怒)挙句の果てに、虐待予備軍とみられたようで、その後、意味もなく過干渉される始末。しかも、ようやく子どもが寝た時に電話かけてきたりして。ほんと、今思い出しても怒りがこみ上げてきます。

それと、母親に勧められて、「エンゼル110番」という育児相談に電話してみたのですが、その答えが「赤ちゃんの寝息に合わせて、赤ちゃんがすーっと息を吐く時に、ママも息をふーーーっと耳元でかけてあげると、安心して寝ますよ。」と。

だーーー、かーーー、らーーー、寝なくて困ってるっちゅーーーねーーーん!

ただあくまでも私のケースということで、困っている渦中にいる時は、まずは何でも頼ってみるのが大事かもしれません。すみません。怒りをぶつけてしまいました。

頼りになる!インターネットの情報サイト

私が頼りにしていた情報源は、こちらのサイトです。

赤ちゃんが寝ない原因は特定できるのか?

3年間寝ない赤ちゃんを育ててきた私の答えは、残念ながら「NO」です。

原因なんてどうでもいい

おっぱいやミルクが足りないから? 逆におっぱいやミルクが多すぎるから? げっぷが出ていないから? お風呂に入れる時間が遅いから? 寝かしつけが下手だから? 睡眠のサイクルを整えてあげられていないから? 明かりがまぶしいから? うるさいから? 添い寝じゃないから? 抱っこが足りないから?愛情不足だから? おしゃぶりをしないから?抱っこの仕方が悪いから?などなど。色々な人が色々なことを言っています。子育て中のママの気持ちを逆なでするとも知らずに。勝手に。

でも自分の子育てで分かったリアルは、「赤ちゃんが寝ない原因なんて分からない」ということだけでした。

インターネットで検索して、「おっぱいやミルクが足りないからたくさんの飲ませましょう」と知れば、無理やり飲ませてしまったり(かわいそうなことをしました) 。「うるさいから」と知れば、パパが少しでも物音をたてると、恐ろしい顔でにらみつけたり。「添い寝じゃないから」と知れば、添い寝をしてみたり(喜んでしまって余計に寝ませんでした)。

※ドライブをすると寝るという体験談もありましたが、こちらは免許を持っていなかったので試すことができませんでした。車をお持ちの方は試してみてもよいかもしれません。

明けない夜はない

全てを一つ一つ試していきましたが、赤ちゃんとの関係、パパとの関係が悪化するばかりで、一つも効果があったことなんてありませんでした。 本当に寝ない子は、何をしても寝ないのです。

でもインターネット上には、「〇〇をやって、こてんと眠るようになった♪」といった情報が溢れていて、ママ友とも悩みが共有できずに、寝ない子赤ちゃんママはますます、どうしてうちの子だけ・・・、と孤独に、追い込まれていくのです。

恐らく最強の寝ない子は、抱っこでしか寝ないと思います。最短で1年ぐらい、長いとわが子のように3年ぐらいかかるかもしれません。

でもこれだけは真実です。長い時間がかかるかもしれませんが、明けない夜はないです。いつか寝る日が来ます。心から我が子がかわいいと思える日が来ます。 大丈夫です!

寝ない赤ちゃんに効果があったこと

最後に、3年間、寝ない赤ちゃんを育ててきて、効果があったこと、ものについてまとめます。基本的に、「抱っこでねんね」しか根本的な解決策がないので、たくさん試した中で効果があったものは、ほんの一握りなのですが。

抱き枕

抱き枕で赤ちゃんを眠らせる

ゆらゆらゆすって歩き回らないと眠りませんが(抱っこでも座ったままだと眠りませんよね?)、眠った後ソファーに座って、膝枕でそのまま寝かせるために使いました。

うまくいけば、そーっと膝を抜いて、ソファの上に抱き枕を枕にして寝かせることも!ビーズクッションだったので、ママの腕枕か膝枕かと思わせることができたのかも。

ただソファーの上に寝かせるので、落ちるとあぶないので、近くで静かにお茶を飲んだり、インターネットで調べ物をしたりすることしかできません。

しかも毎回、きっかり30分で起きましたが。それでも寝ない赤ちゃんママにとっては、とてもとても、貴重な時間でした。私が使ったのは「MOGUマタニティ ママ ホールディングピロー。妊娠中お腹が重くて眠れなくて買ったのですが、まさかこんなところで役に立つとは。授乳クッションもあるようなので、そちらをお持ちの方は、同じように使えるかもしれません。

おひなまき

お雛巻き用ブランケット

赤ちゃんを少しでも眠らせるために。 インターネットで色々調べてみると、「おひなまき」というものがあることを知りました。 バスタオルで赤ちゃんをぐるぐる巻きにすることで、子宮の中にいた状態にし、安心させるというものです。 (おひなまきのやり方は検索すると色々と出てきますよ。)

さっそく試してみたところ、バスタオルではすぐほどけてしまって効果がなかったのですが、大き目のブランケットでおひなまきにすると、少しは眠るようになりました。

おひなまきしないで抱っこでゆらゆらしながら歩き回ってもなかなか寝なかったのが、おひなまきして抱っこでゆらゆらすると、眠るまでの時間が短くなりました。

私が使用したのはこちらの商品。 柄も上品でかわいいし、生後6か月ぐらいまで、おひなまきにちょうどよい大きさでした。

ただ背中スイッチは、お雛巻をしても切れない、手強いわ我が子でしたが(笑)。

ミラクルブランケットのような拘束着っぽい、おひなまき専用のものを使えばもっと眠るかも、と一瞬思いましたが、商品写真を見て、私は使うことができませんでした。

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おんぶひも

ファムキャリー

どうしても「抱っこ」や「おんぶ」から離れられなくて、ごめんなさい!でも高いお金をかけて、色々使ってみた経験から、本当に寝ない子には、いかに小手先の商品が役に立たないかが分かってしまっているので、仕方ないのです(泣)。

おんぶができる月齢になってから、少しでも「抱っこ」から解放されようと、「おんぶ」が楽になるグッズを導入しました。「抱っこ」で手がしびれるより100倍楽ですし、料理(火にご注意!)やクイックルワイパーがけなどの家事もできて、ストレスも減少。

私が使ったのは、「ファムキャリー」です。 これは簡単におんぶができるし、子どもも快適そうでした。 もちろん抱っこひもとしても使えるので、買い足して、2つ使いました。 いまは2つとも友達にあげて、喜んで使ってもらっています。(写真は抱っこで使っている時の状態です。)

抱っこひも

ダクーノ

「助産師が考えた」で有名な抱っこひも。

最初は「またまた~、どうせうちの最強寝ない赤ちゃんには効かないでしょー」と思ったのですが、これがなかなか。良く寝ました。

そして共に、「3年間24時間抱っこ」を闘い抜いてきた戦友(笑)のパパも、この商品は大のお気に入りでした。長時間抱っこしても、全く腰に負担がかかりません。 

ただし、眠ったらそのままお布団におろして、背中のファスナーを外せば、そのまま赤ちゃんもすやすや、という使い方は、残念ながらうちの姫には通用しませんでした。なんとも敏感な背中スイッチです。 私が使ったのは、助産師設計の抱っこ紐「ダクーノ」でしたが、今はそっくりで安いのがあるんですね。

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もこもこロンパース

もこもこあったかロンパース

くまさんとか、うさぎさんとかに変身できるあれです(笑)。 本来、赤ちゃんに着させて、可愛さに身悶えするために使うはずのものですが、寝ない子赤ちゃんママは寝かしつけアイテムとして使います。

冬限定ですが、これを着させてベビーカーでお散歩に行き、運よく眠ったら、そのまま急いで帰宅。玄関で降ろさずにそのまま寝させるか、抱っこでそーっと降ろして着ぐるみのままベビーベッドに寝かせるかしてました。

必ず30分で起きてしまう子だったので、家から遠いところで寝てしまった場合、急いで家に帰って、少しでも自由時間をつくらなきゃ!とダッシュでベビーカーを押して帰ったのも、今では笑い話です。

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バックドロップ式寝かしつけ

苦労の末にパパが編み出した寝かしつけの技です。横抱きでは無理で、縦抱きができるようになってからしかできませんが、抱っこで歩き回り寝かしつけをして、寝たと思ったら、バックドロップの感じで(笑)、ママ(パパ)は抱っこのまま背中を布団につけて寝転がります。

そして徐々に、まずは腕枕で赤ちゃんの体を布団のほうへとずらしていき、ゆっくりと時間をかけて、だんだんと腕枕の腕をぬいていきます。

寝かしつけに効くと言われるスクワットも試しましたが、つぶらな瞳で、「何やってんの?」的真顔で見られ、腿の筋肉がついただけで終わりました。が、バックドロップ式は成功率70%ぐらい。意外と効果がありましたよ。

終わりに

6歳にになった我が子

自分の中で、6年前の記憶は、ただただ毎日が辛くて、せっかくかわいい子どもを授かったのに、かわいい、かわいいと遊んだ記憶もほとんどなく、何で寝ないんだと額にしわを寄せていただけの日々であったように思っていました。

そんな罪悪感から一時期は、赤ちゃんの頃の写真を見ることができない時期もありました。

でも少し前に、小さかった頃の写真を見返してみると、娘は笑っていました。そして私も笑っていました。思い切って夫に当時のことを聞くと、確かに大変だったし、ママもおかしかったけれど、あんな楽しいことをしてた、こんなことで〇〇ちゃんは喜んでいた、というような話を聞くことができました。

そして、あぁ、辛いことばかりじゃなかったんだなぁ、私もだめなところばかりではなかったんだなぁと、その時ようやく思えました。

6歳になって、髪も伸び、すっかりお姉さんらしくなってしまった娘は、「ママ大好き―!」と、こぼれおちそうな瞳で見上げ、抱きついてきてくれます。その手はもう、あの時みたいにふにゃふにゃではないし、手をつなぐこともだんだんと少なくなってきました。いつまで手をつないでくれるんだろうなぁ。もしも願いが叶うなら、もう一度生まれたときからやり直したい。心からそう思います。

でももう一度6年前に戻ったら、「はやく時を進めてくれー!」と言いそうな気もします(笑)。勝手なものです。

一番大変だった生後6か月頃、睡眠不足でふらふらになりながら、明け方におひなまきで娘を抱っこしたしながら、家じゅうを歩きまわっていた時に、曇りガラスの窓越しの月明りの中、目を閉じようとしかけていた娘が、突然ふっと目をあけて、「ママ、たくさん抱っこしてくれてありがとう」と語りかけたかのようにほほ笑んだ時がありました。あの顔を、今もずっと忘れることができません。家に来てくれてありがとう。大好きな、大切な宝物。

今、大変な思いをしているママさん。大丈夫です!もう一度言いますね。「明けない夜は無い」。

(投稿日:2016年11月14日 /更新日:2017年5月26日)

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