いいかげん暮らし

なるべく丁寧、疲れたら手抜き

肘の痛みはしつこい!40代後半のワーキングマザーである私の、発症から治るまでの体験記

膝が治ったと思ったらこんどは肘でした(泣)。こちらも半年かかってようやく痛みが気にならないところまで来ました。肘の痛みはなかなか治らないというのは本当ですね。

肘の痛み

【目次】クリックすると、読みたいコンテンツに移動します。

朝起きると肘が痛い

それは突然始まりました。朝起きると左肘が痛いのです。最初は寝違えたかなぁと軽く考え、湿布を貼って放置していました。

左手で何か持ちあげたようとしたり、台ふきんを絞ったりしようとすると激痛が走るり、家事もままなりませんでした。でもそういう動作をしなければ全く痛くないので、なるべく病院に行きたくない私は、だましだまし、痛みを散らして過ごしていました。

痛みが悪化、病院に行く

家にあったモーラステープをずっと貼り続けていましたが、2週間経っても肘は全く良くなりません。それどころか悪化し、前腕や二の腕(上腕)まで痛みが広がってきてしまいました。
ここでついに病院に行きます。膝を一発で直してくれた整形外科の先生を訪ねたのです。

結果、テニス肘でした

診断は「テニス肘」。

レントゲンを撮るまでもなく、疼痛試験で簡単に分かるのです。前腕を伸ばし、先生が中指を抑えて、私がそれに反発するように中指を上げる、というテストなのですが、見事に激痛でした(笑)。

スポンサーリンク
 

テニス肘の原因:育児や家事、パソコンやスマホのし過ぎでも起こります

テニスもしていないのに、テニス肘なんてと思ったのですが、先生曰く、実はテニスよりも一般的な様々な要因で、テニス肘になってしまうのだそうです。例えば、

  • 育児中で子どもを抱っこする母親(特に子どもが重くなってきた時)
  • 中華鍋など重い調理器具で、炒め物などの料理をよくする人
  • 料理以外でも、手首を使う家事や作業をよくする人
  • 仕事でパソコンを長時間使う人
  • スマホをやり過ぎる人

って!スマホ言ったら、ほとんどの人が当てはまりますよね。私は全て見事に当てはまっていました。特に鉄の中華鍋が好きで、夕食を作るときにはいつも登場していたのです。残念ながら中華鍋はいったん使わないことにしました。

けっこう辛いテニス肘:動かさなければ痛くないが、ふとした動きで激痛が走る

手を動かさなければ全く痛くありません。でもそんなこと無理ですよね。ふとした動きで痛い箇所を動かしてしまうと激痛でかなり辛い病気です。私が特に辛かったのは、

  • 子どもと手とつないで歩けない(動き回りたい年頃の5歳の娘に手をひっぱられるたびに激痛が走ります)
  • 大好きな鉄のフライパンで調理ができない(軽いテフロンのフライパンに変えました)
  • 斜め掛けのカバンをおなか側から背中側に回すことができない
  • 荷物をたくさん持ち歩くのが好きなのに、思いカバンを持ち上げることができないから、減らさなくはいけない

でした。

テニス肘の治療法は

膝にステロイド注射で、一発で直してくれた先生に、「ステロイド注射、ぶすっといっちゃってください、肘に!」と涙目でお願いしたのですが、してくれませんでした(笑)。肘にステロイド注射をしても、よくて数日効果があるだけで、治らないということなのです。そして肘は治るまでに時間がかかるから、と言いました。先生の治療法は、

    • できるだけ痛いほうの肘を使わない
    • お風呂にゆっくり浸かって肘を温める
    • お風呂上りにヒルドイドソフト軟膏を塗る
    • お風呂上りに肘のストレッチをする
    • 効果があるなら、肘バンド(エルボーサポーター)ーを試す

でした。

アルケア テニスエルボーサポーター 肘バンド 19821 ブルー

短気な私は、1か月経っても治らなかった時点で、軟膏を塗ることや、ストレッチをすることをやめてしまいました。

そして整骨院へ

困ったときの東洋医学です。家の近くで評判のよい整骨院に行きました。

そこはトリガーポイント療法という、直接患部ではないのですが、患部につながっている場所(?)をマッサージすると患部の痛みが取れるという施術で、施術をしてもらった当日は痛みは和らぐのですが、翌日にはまた元に戻ってしまうという感じでした。

8回ぐらい通った時点で、完治は無理かもと、通院をやめてしまいました。

スポンサーリンク
 

結局、どうすれば治るのか

「一生この痛みと付き合っていくしかないか」と思いながら、忙しい日々に紛れ、ふと気づいてみると、痛みの発症から半年経った今、痛みはほとんどありません。

疼痛試験をしてみると痛みがありますが、日常生活には全く支障がなくなり、また鉄の中華鍋を使えるようになりました(無理せず軽いテフロンと使い分けています)。

肘の痛みはなかなか治らないというのは本当で、なるべく肘を使わない(酷使しない)ように心掛け、できるだけ温め、時間が治してくれるのを待つしかないのかもしれません。

半年かかりましたが、パソコンを操作する仕事をしている、育児中の私でも治りましたよ!

肘の温めには「膝ホットン」をおすすめします。膝痛の時に使った残りを使ってみたらヒットでした。膝用ですが、結構ストレッチがきついので、手でも使えます。ただし手の細い方だとずり落ちてしまうので注意が必要です(笑)。


膝ホットン

 

あくまでも私の個人的な体験談ですが、肘痛で悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

※追記:2017年2月現在、再発していません。

※追記:2017年5月現在、疼痛試験をしても痛くなくなりました。全く元通りです。

(投稿日:2016年10月27日 /更新日:2017年5月22日)