4歳(年中さん)の時から、ベネッセのサイエンス教室に通っています。
楽しみながら"リケジョ"になる習い事
この写真は、昔懐かしい、「バナナで釘が打てます」のコマーシャルでやっていた、凍ってカチカチになった薔薇の花びらを、手で握ってばらばらにするという実験の時のもの。「どうして凍るの?」というテーマの回に、液体窒素を使ってマイナス196度の世界を体験した時の様子です。
マイナス何度とか、難しいことは教えたりしないのですが、楽しみながら何となく、ものが凍る仕組みを理解することができます。
「こどもちゃれんじ」と一緒に送られてきた「サイエンス教室 無料体験」のちらしを見て、「暇だし、体験だけでも行ってみるか」というところから始めた習い事ですが、娘は気に入ったようで、1年以上続いています。
ワンテーマ60分×2回で、"生活の中の科学"を体験します。
今年、年長の娘が取り組んでいるカリキュラムがこちら。
「粉ってどうしたら取り出すことができるのか?」、「音はどうしてなるのか?」「ゴムって何からできているのか?」など、子どもたちに身近なものを題材に、生活の中にも、実は科学的なことがたくさんあるんだということを、手を動かしながら、面白く体験させてくれます。
1回のクラスは60分。一つのテーマが2回の授業で完結するようになっていて、1回目は基礎編、2回目は応用編になっています。
そして毎回、お家でママやパパと一緒に振り返りをするための宿題があります。宿題といっても勉強ではなくて、「ゴム」がテーマの時は、「家の中のゴムを探そう」、「電気」がテーマの時は、「家の中の色々なものをこすって、静電気ができるかどうか調べてみよう」というものです。
これが娘の、自分で考える力を育んでくれているといいなぁと思っています。
この写真は、「粉」をテーマにした回に、塩水で絵を描いてみようというもの。黒い紙に、塩水で絵を描いて乾かすと、湿っていた時には見えなかった絵が見えてきます。これで、「粉(塩)が取り出せたね~」ということが、ぼんやりと分かったような感じになります。
大人も楽しいサイエンス教室
大人でも結構難しい宿題があって(私だけ?)、「家の中で、水に浮く野菜と浮かない野菜を、ママと考えから実験してみよう」では、惨敗しました。くやしい!大人としての威厳が(笑)。完全文系人間なので、娘と一緒に科学を学び直せることは、私にとっても楽しい時間となっています。
ちなみに授業は、年中さんは保護者と一緒、年長さんは一人での受講となります。その間、親はガラス張りの教室の外から、授業の様子を見ていることができます。小さい白衣に、いっちょまえにゴーグルまでつけて、みんなで一緒に、ちまちまと実験している様子は、とても微笑ましいです。
顔を見れば一緒の席に座る、仲良しの女友達もできました。
うちはお父さんが、娘を連れていく担当なのですが、ちょうど3時ごろに終わるので、都会で一緒に甘いものを食べて帰ってくるのを、楽しみにしているようです。そのうち、こんなデートもしてくれなくなるのでしょうね(笑)。貴重な時間です。
教材色々、さすがベネッセ
ベネッセさん、色々と問題もありましたが、教材を作る力はさすがだなぁと思います。毎回お持ち帰り用の教材があるのですが、例えばこちらは、「音」がテーマの回に、娘がつくったストローの笛です。ストローの長さを一定間隔で変えていくと、ちゃんと「ドレミファソラシド」になるということが分かり、家に帰ってくると得意げに吹いて見せてくれました。
これは、「ゲルの実験」、「静電気の実験」、「浮力の実験」の時の教材です。
こちらは「電気」の実験。プラスとマイナスをつないで豆電球をつけます。懐かしい!
そして普段のクラスだけでなく、夏休みや冬休みには特別教室もあって、去年のクリスマスの日には、「ロウは何からできてるの?」を知る、特別教室に行ってきました。この時は親も一緒にロウソクづくりに参加することができて、いい思い出になりました。
小学1年生になると、月1回、120分のクラスになるようです。こちらが小1のカリキュラム。
今のところ、娘は続けたいようです。親である私は、習い事が続かず、すぐにやめてしまうタイプだったのに、わが娘ながらすごいなぁと思います。
ベネッセのサイエンス教室は、東京、神奈川、埼玉にありますが、他にも、「TOMASサイエンス教室」や、「ヒューマンアカデミー キッズサイエンス教室」など、いくつか別の会社が運営するサイエンス教室もあるようです。保育園の男の子の友達はロボット教室に通っていて、こちらも楽しいようです。
子どもの習い事で、少しお勉強っぽいものというと、英語か公文が多いと思いますが、考える力を育むサイエンス教室も、おすすめですよ。男の子でも女の子でも楽しめると思います。
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