先日ランチに食べた餃子が物足りなくて、辣鼎風の餃子を食べよう!と行ってみたのですが、結局スーラータンに流れてしまいました(笑)。
東京ミッドタウン地下1階のイートインコーナーにあるこのお店。「ラテイフ」と読みます。4人掛けのカウンター席と、2人用のテーブル5席の、とても小さい中華料理屋さんですが、女性のお一人様率も高く、気軽に入りやすいお店です。
メニューはこちら。色々な麺を単品で頼むか、12番の半麺半炒飯で頼むかを選択します。半麺半チャーハンは、1から8までの麺のうち、好きなものを頼むことができますが、単品で頼むよりも少なめになっています。その場合、お値段の高い、海老湯麺とか、野菜タンタンメンとかを頼みたくなるところですが、こちらのスペシャリテ(たぶん)は、なんといっても酸辣湯です。
五目湯麺、トマトと卵麺、野菜湯麺など、他のものも食べたことがあり、どれもまぁ、美味しいですが、ここで食べるなら、断然、酸辣湯をおすすめします。これでもかというほどのラー油、コショウ、そしてお酢。このレシピを考えた人って、最初は嫌いな人に出す嫌がらせメニューとして考案したのではないでしょうか。で、食べてみたら、「あれ?意外とうまくね?」みたいな感じで(笑)。そんな酸辣湯ですが、ここで一度食べると、他のお店のものが物足りなくなるぐらい、ランチだし、ラフなお店なのに、美味しいのです。
入っているのは、細切りにした絹豆腐、たけのこ、豚肉、そして干しシイタケ(これがまた美味しい!)、溶き卵です。
酸っぱすぎて辛すぎるのに、なぜか、あと一口、あと一口と、スープもほとんど飲み干してしまうから不思議です。いまこの記事を書いている最中も、パブロフの犬状態となっています(笑)。
食べる時には細心の注意が必要です。変に喉の粘膜についてしまうと、むせてむせて取返しのつかないことになり、店中の方々の注目を集めることとなります。そして、なんとかしなきゃ、という焦りがまた更なる咳き込みにつながり、ランチを途中で放棄して、色々な意味で涙目で店を後にすることになります(経験者)。
麺をたっぷり食べたい方は単品で、炒飯も食べたいという方は、半麺半炒飯で。
ちなみに炒飯は、ミックスベジタブル使用の、非常にチープな味わいのものです。私はこれに、酸辣湯スープをしみしみにしながら食べるのが気に入っています。一人だからできる、お行儀の悪い、美味しい食べ方です。
辣鼎風 東京ミッドタウン店
- 住所:港区赤坂9丁目7−3 (六本木)東京ミッドタウン
- 電話:03-3475-1588
- 半麺半炒飯1,000円
【私の気になる店舗情報】
- 女性の一人客でも行きやすいか:〇
- カード支払い:〇
- 禁煙:〇
*姉妹店。こちらの海鮮あんかけ焼きそば、サイコーです。
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